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入れ歯についてよくある質問

入れ歯治療について、当クリニックでよくある質問を集めてみました。 ご参考にご覧ください。 また、ご質問などがございましたら、お電話・メールフォームからお気軽にお尋ねください。

     
総入れ歯の経験の少ない歯科医が作るとどうなるのですか?
技術的には経験が少ないと、一番肝心な技工作業(総入れ歯作り)で、外注先の技工士の方に細かい注文を付けられないため、最終成果物が良い"もの"になる可能性が低いと言えます。結果、もの(総入れ歯)は出来るが、とてもそれを使って噛める代物にはなりにくいと言えます。また、経験が少ないので、できの悪い総入れ歯をお口の中で調整して、合わせることは至難の業で、おそらくお手上げということになるでしょう。
総入れ歯作りはどんな点が難しいのですか?
総入れ歯作りを成功させる最大のポイントは、歯ぐきの形と総入れ歯の形をぴったりと合わせることにつきます。そのため、この形を合わせることを妨害する要因との戦いが難しい点と言えます。
総入れ歯の吸着の維持・安定は、上あご、下あごのかたい骨の高まりおよびお口の歯のあったところの歯ぐきに入れ歯を合させ、吸盤のように吸着させることによって得られます。

ガラス板または下敷きを合わせた時に、間に水があれば吸着するのと同様に考えて下さい。
唾液がなければ総入れ歯の維持は不可能ですし、傷もできやすいのです。唾液は天然の接着剤で、義歯と粘膜の間の唾液の厚みがうすければうすい程また粘調度があればあるほど維持がよくなります。

 1.歯ぐきの形を幾度と材料を変えて取らせて頂きます。最初の歯くきの形から、噛み合わせの記録も幾度と取らせて頂く毎に、歯ぐきの形と総入れ歯の形をぴったりと精密に合わせるためにさせて頂きます。
 2.虫歯、歯周病、歯並びなどで、噛み合わせがだんだんずれていった患者様は、本当の噛み合わせから、上下左右が3次元的に、本当の噛み合わせからかけ離れていっています。このような時は、まず現状のずれた顎、筋肉の噛み合わせの入れ歯を作成し、元の正常な顎、筋肉の噛み合わせまで何度も修正をして頂く場合もあります(難症例で思ったより多い)。
治療にはどのくらいの期間が掛かりますか?
地域性や患者様にもよりますが、入れ歯の型をとって頂いて、だいたい4.5回程度来院して頂いております。週1回で概ね1ヶ月弱くらいです。入れ歯装着後調整が必要です。良い入れ歯、適合した入れ歯を作る為には、手間が掛かるものです。永く使う入れ歯だからこそ、患者様と私達で協力し合い、良い入れ歯を作って行きましょう。
入れ歯を長く適合した状態で使い続けるには定期的なメンテナンスが必要となります。かず歯科クリニッククでは、歯の無い総入れ歯の方であっても3~6カ月おきの定期健診をお勧めしています(歯ぐきのチェックしっかり唾液がでるように、歯ぐきのマサージ等を行っております)。
入れ歯が合わなくなったときに、新しく作り直さないで入れ歯の内面(粘膜に触れる面)に裏打ちをし、新たに張り替える方法(内面適合法)あります。
材料は特殊な合成樹脂を使用し、入れ歯の裏面に盛りあげて、口のなかに義歯を装着し、樹脂が硬化してから取り出します。
硬化した樹脂はもとの入れ歯と同等の硬さがあり、もとの入れ歯と強固に接着します。
入れ歯の内面(粘膜に触れる面)に裏打ちした部分
費用はどのくらいかかりますか?
保険の入れ歯の場合は概ね、5000円~15000円程度です。 保険外の自費の総入れ歯、部分入れ歯はともに10万円~となります。
まずは保険の入れ歯場が基本となり、保険の入れ歯で噛めるようになってから、自費の入れ歯を作って下さい。
費用に関しては、他院と比べ安く提供ができると自負しております。 その理由は、決して材料費を削っているのではなく、心地よい入れ歯を患者様に提供できるように心がけております。
入れ歯にしたら味がおかしくなったんですが、どうしてですか?
入れ歯が厚すぎたり大きすぎたりすることが原因です。入れ歯が舌や粘膜の動きを邪魔していますから、それを改善すると味覚が良くなり唾液も出るようになります。解決法としては、適切な範囲で入れ歯を小さくする、アタッチメントを使う、金属床にする、インプラントにするなどがあります。
入れ歯を入れたら老けてしまうのでは?と心配。
逆です。入れ歯を入れないままでいると、しわが出たりして顔がゆがんで老けた印象を与えます。また発声もうまくできず、しまりのない話し方になります。
あなたに合った正しい入れ歯は、食べ物を噛むことにより、顔やあごの筋肉を使い、顔のリフトアップができ、自然に若返ることが出来ます。
保険の義歯は長持ちしないの?
保険適用でも長持ちする場合も中にはあります。自費の入れ歯の金属床は金属を使用するので、保険のプラスチックの入れ歯より長持ちする入れ歯となります。今まで、歯科医師をやってきて30年近くに成りますが、上の総入れ歯が数回痛くもなく調子よく患者さまが噛まれて、真っ二つに割れたことがあります。この時は歯科医師冥利に尽き大変嬉しくなりました。

自費の入れ歯の金属床とは、義歯床が金属で出来ている入れ歯です。 保険の入れ歯は安価で、破損時の修理が比較的簡単などの利点はありますが、床が厚い( 約3mm )ので違和感が大きく、しゃべりにくい、物の味がわかりにくい、たわみやすいのでこわれやすい、汚れや臭いがつきやすいなどの欠点がありました。
義歯床を金属にすることで入れ歯を薄くする(約0.5mm)ことができるので、保険のものよりもしゃべりやすかったり、違和感が少なかったりする総入れ歯を作れる可能性が高くなります。 また食べ物などの温度が伝わりやすい、臭いが少なく、衛生的、たわみ・変形がないので丈夫でこわれにくい、というのも大きな利点です。 しかし、金属床義歯は修理が難しく、高価なのが欠点です。

入れ歯で顔が変わりませんか?
不自然な入れ歯は笑顔ばかりでなく、人相まで変えてしまいます。 また合わない入れ歯を長い間使っていたり、歯のない状態で長くいると、口の周囲や頬、あごの筋肉が落ちてたるんでくる、いわゆるデンチャーフェイスになってしまいます。 当院では保険、自費でも患者様の納得のいくまで、患者様の1人ひとりにぴったり合った入れ歯を作ることで、その人自身の歯のように表情のある自然な歯をめざします。その時、昔の若い時の患者様の顔の映った写真を持って来て頂くことがあります。昔の写真観ることで若い時の患者様に近づけることが出来ます。また、痛くもなく噛めるようになるとメインテナンスで来院される患者様は明るく、若く生き生きしている後姿をよくお見かけ致します。
入れ歯を外すと歯ぐきが赤く腫れてヒリヒリする?
それはカビ菌がお口の中で繁殖している可能性があります。原因は入れ歯と歯茎の間の掃除が行き届かず、汚れが溜まってしまったためです。入れ歯は清潔に保ちましょう。また、お口の中にできてしまったカビに効く薬があります。
入れ歯は痛くないですか?
入れ歯が痛む場合は、次のような理由が考えられます。
1.義歯床が歯ぐきや口蓋粘膜にある傷にあたってしまう場合。
2.義歯床縁が粘膜に当たり擦れて傷がつき、炎症が起きてしまう場合。
3.義歯床縁や人工歯に舌が当たり、傷や潰瘍ができてしまう場合。
4.義歯床の隙問に食物の細かいカケラ、種(ゴマ、スイカ、ナス)などが入ってしまう場合。

「痛くて入れていられない入れ歯」は、痛みの原因を解消したり、咬み合わせや義歯床の調整をしない限り、いつまでも痛みに悩まされることになります。
入れ歯が痛くて噛めないのですが、どうしたら良いですか?
総入れ歯になるまでに、虫歯や歯周病などで歯ぐきの粘膜が傷ついたり、歯を支える歯槽骨が溶けて、顎の中の神経が粘膜のすぐ下まで出てきてしまっていると、ちょっとした圧迫や刺激で激しく痛みます。
このような場合は、まず傷ついている口腔粘膜をしっかり治療する必要があります。
そして痛む部分に圧力がかからないように義歯床や人工歯の並べ方を調整する必要もあります。
入れ歯だと話しにくくないですか?
私たちは言葉を話すとき、舌を複雑に動かして発音しています。
総入れ歯を入れると口蓋や歯ぐきにかぶせる義歯床によって、口腔内が狭くなってしまうため、舌が思いどおりに動かず、発音しにくいという現象が起こりがちです。
まずは口を大きく開けて、舌を上手に動かして話す練習をすることも大切です。
それでも舌が動かしにくい、話しにくいという場合は入れ歯の方に問題があり、義歯床が大きすぎたり、厚すぎることが考えられます。
入れ歯だと唾液が出ずに口の中が乾くのですが、どうしてですか?
噛み合わせが高くて、口が開き乾燥する場合があります。
また、唾液の分泌量は年齢とともに自然に少なくなってきます。これは生理的現象ですが、あまり少ないと体にとっても悪い影響が出てきます。 初めて入れ歯を入れたときは、慣れない刺激によって唾液の分泌がそれまで以上に多くなります。これは全く心配のない現象です。慣れるにしたがい、適正な量になってきます。
ところが口蓋や歯ぐきにかぶせる義歯床が大きすぎる入れ歯は、唾液腺を必要以上にふさいでしまうため、次第に唾液の分泌量が滅ってきます。舌の動きが悪くなることも、唾液の分泌量の滅少をまねきます。
また合わない入れ歯の場合は、十分に噛まずに丸飲みしてしまうことが多いために、唾液の分泌は減ってしまいます。お口の中の唾液が少なくなり、お口の中が乾燥する口腔乾燥症などで入れ歯があたって痛くなることがありますので相談してください。
入れ歯は慣れるまで我慢するしかないですか?
入れ歯は人工臓器の1つです。できるだけ早く生体になじまなければならないのです。
痛み、違和感、吐き気など拒絶反応をいかに起こさない入れ歯を作るか、それは歯科医師や歯科技工士にとって技量を試されることもあります。
このような入れ歯を作るためには、時間と手間が必要不可欠です。しかしその時間と手間を惜しまずに、信頼できる歯科医師と共に入れ歯づくりに取り組むことで、これまでのように合わない入れ歯で我慢する必要はありません。

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院長の大野かずおです 大野かずお

子供好きで「くま」さんにそっくりの院長を中心に、スタッフ一同、地域に根付いたかかりつけ医院になるよう毎日笑顔で頑張っております!

[院長名] 大野 和夫(おおのかずお)

[略歴]

昭和57年 3月
福岡歯科大学卒業
      4月
福岡歯科大学小児歯科学講座入局
昭和60年 4月
鹿児島大学歯学部小児歯科学講座入局
昭和62年~
福岡市内・大阪市の
歯科医院勤務
平成25年 6月
かず歯科クリニック開業
入れ歯治療専用ページ
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